外為取引通貨の情報

外為通貨ペアの性質

FX 取り引きスワップ派として相関係数の記事を最初に書いてから2年くらい経過します。この間、相関係数が変化したものもあます。つまり連動性の変化があったわけです。これまでの不動産担保ローンの傾向について振り返ってみました。対象となる通貨ペアはメジャー通貨に限定してみました。ドル円、クロス円など対円通貨ペアは、どれも相関が高めになっています。これはよく知られた傾向で2年前もそうだったということです。一方、逆相関(負の相関)として目立っていたのはUSDJPYとEURUSD (-0.81)・USDJPYとGBPUSD (-0.86)・EURJPYとGBPCHF (-0.43)といったあたりです。とくに、ドル円とユーロドルが反対方向に動きやすいことはよく指摘されていました。なぜこうなっていたのでしょうか。ドル円とユーロドルのペアは、ドル、ユーロ、円の3通貨で構成されています。このうちユーロと円がドルに対して、同じような動き方をしていた場合、つまりドルに対して、ユーロと円が同じような方向で動いていた場合、相関計算をする2つのペアは「ドル/円」と「ユーロ/ドル」は、「ドル/◎」と「◎/ドル」となり、逆方向に動きやすくなり負の相関が強くなります。ドルに対して、ユーロと円がセットであったと言えます。(ユーロをポンドに置き換えても同じことが言えます。)では、その2年後の2006年〜2008年ではどうでしょうか。ドル円、クロス円等対円通貨同士の相関は相変わらず高い傾向があるものの、ドル円に関しては相関の弱くなったカナダドル円(0.09)やユーロ円(0.18)、豪ドル円(0.24)などがあります。また、ドル円とユーロドルの相関係数は、負の相関はあるものの-0.43と、2年前よりも弱くなっています。これが意味することは、ドルと円の連動性が他の通貨に対して高くなってきているということです。もうひとつの特徴は、ドルスイス(USDCHF)と逆相関となる通貨ペア増えていることです。カナダドル円、ユーロ円、豪ドル円、ユーロスイス等プラススワップになるペアでも逆相関が強くなっています。これは、ここ数年の円キャリートレードの活発化により、クロス円が上昇してきたのに対して、ドル下落とスイスフラン上昇が続いたためドルスイスのレートも下落。結果として反対の動きとなり逆相関が強くなっているのです。以上のことをまとめてみます。2004〜2006年はドルに対して円とユーロがセットで動いていたが、2006~2008年は、ドルと円がセットで動くようになってきた。ドル下落が継続し、クロス円が上昇した結果、「ドル/◎」と「△/円」の組み合わせは負の相関が強くなっている。この傾向が今後も続くかどうかは、ドル次第ということになります。それに付随して円がどうなるかもポイントです。現在は年末からの円高局面で一時的にこの傾向とは違う動きを見せていますがこれがどうなるか。つまるところはここでしょう。ドル安は継続するか?円高はトレンドになりうるか?理由は省略しますが個人的には、脱毛はいつまでも続かない(長くてもあと一年?)、円高は短中期的な調整があっても中長期ではゆっくりと円安に向かうと考えています。この間金利の変動もあるでしょうが、長期投資スワップ派としての投資ルール、ポジション戦略はこれまで同様です。米雇用統計の波乱で乱高下ありましたが、結局ドル円は買われました。いろいろ複合的な理由があると思いますが、このまま来週もドル高円安が一方的に進むこともないような気がします。どうでしょうか?それにしても、119円は最近のドル円の目標目安に近いところです。今このドル円を持っていないことに改めて反省とともに、今年の取り組みを振り返っています。私の一番の狙いはドル円の長期ポジションを作ることです。もちろん買いポジションです。一番の失敗理由…それは、「底値で買いたい!」という欲です。底で買おうなどとは決して考えてはいけませんね。特に長期ポジの場合は、買った後で多少下げても構わないと考えるべきです。そして、絶対に大切なことと改めて思ったのは…。自分なりの基準です!明確な買いゾーンの意識を常に持つことです。私も漠然と持っていたのですが、いろいろな情報に惑わされてしまったのです。もちろん相場は相対的なもので、状況次第で変わってくるもの。自分の基準もそれに合わせて調整していくことも必要だと思います。しかし、それ以上に必要なことは決めた自分の基準に従う勇気でした。これがあれば、今ごろ私は110円のドルをポジしていたに違いないのです。自分の基準が間違っていると気付いたら修正すればいいのですから。テクニカル分析を中心にやっている人も多いと思いますが、長期ポジションについてはやはり自分なりの明確な買いゾーンを持っていないと、結果振り回されることも多くなるような気がします。「買いたいゾーン」ではなく「買うゾーン」です。バリバリと稼いでいる方がこの記事を見ましたら、所詮投資信託初心者のたわごと「何をいまさら…」と聞き流してください。でも、先物取引は未熟な私は最近このことを痛切に感じたのです。ものごと知れば知るほど臆病になるものです。それはそれで必要なプロセスかも知れません。でも、始めた頃の大胆さと自分の基本を振り返ることは必要だと感じたのです。